島人のーりーの１日

仕事帰りに寄るいつものコンビニで、『ノーシンあるかね？』と、私に聞いてくるオバーがいた。

たまに薬が置いてあるコンビニがあるので、探してみたけどない。

『ないみたいよ、オバー。』って言ったけど、とても気になる。






オバーが頭痛いのかな？って思うよね。



杖ついて、手にはお薬手帳持っている。






聞いてみた。

『オバー頭痛いの？薬屋まで遠いよ？』







ビンゴだった。
頭痛いのに、杖ついて薬屋まで行こうとしてる。










私が連れて行ってあげるよと、遠慮しながらも感謝しながら私の車に乗ってくれたので連れてった。





薬局のレジの人に、『ノーシンありますか！』って聞いて出して貰ったら、オバーが、『お店で会った知らない人なんだけどね、連れて来てくれたさ』と喜んでレジの人に話してたのを、横で聞いてた、店長らしき人が、私に栄養ドリンクをくれました。



薬局の帰りも家の近くまで送ってあげた。



やっぱりオバーも知らない人に家を教えるのは躊躇したみたいで、この辺でってところで、車を止めた。

車の乗り降りもままならなかったので、手っ取り早くハグで持ち上げて下ろした。



帰り際に、帰りの車で準備してあったらしき101円を私にくれました。遠慮はしたんですが喜んで頂きました。『何か良い事ありますように』って言ってくれたので、『オバーも長生きしてよ。一度は病院で頭見てもらって。』って言って分かれました。






後ろ姿から何から、亡くなったうちのオバーにとっても似てたんですよ。




うちの祖母は、頭が痛いと言って病院に連れてったらそのまま入院。脳梗塞でしばらくして亡くなったのでこのオバーの頭痛も気になった。





なんか良い事した気分で気持ちが良くなった。





その後なんかこんな気持ちがわいてきた。

お盆近くなったから、もしかしてうちのオバーが今年のお盆も手合わせに来なさいよって言ってるんじゃないかって。








おもちゃのマシンガンをぶっぱなす、今は亡き、コーラ好きの私のオバーの図。

今年も忘れずコーラと甘いものを買って行ってお供えする事にします。













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